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しずり雪 [本(時代小説)]


しずり雪

安住洋子さんの『しずり雪』。
時代小説で買う作家さんはわりと決まってて、読んだことのない
作家さんの本を買うのは久しぶりだ。
短篇を集めた本。
それぞれ異なった話だが、全部に岡っ引きの友五郎が出てくるので同じ時代の
同じ空気を吸っている人々の話だとわかる。
自分の定めに向き合い苦しみながらも誠実に生きようとし、周囲の人々もその姿を
を心配しながらも温かくささえていく。

読んだ後、切なくてやさしい気持ちにさせてくれる本だった。
ちょっと若い夫婦の思いやる感じが甘くこそばゆい。
友五郎がからんくるおかげで、捕り物のおもしろさが加わるので少しこの甘さも
まぁ、いっかと思う。
人が温かく書かれていていい。

昨日、買った本屋を出てすぐ読みたくなり、公園で読みはじめてしまった。
集中してしまって、日陰のベンチだったので体がヒエヒエに…
うう…風邪ひいたかなぁ?
今日は『はちみつれもん生姜くず湯』を作って飲みながら、最後まで読みました。


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