キツネ山の夏休み [本(児童書)]
富安陽子さんの『キツネ山の夏休み』
夏休みを稲荷山のおばあちゃんの家で過ごすことになった弥(ひさし)。
山の榎稲荷には百八匹の伝説のキツネたちがまつられていて、数々の伝説話が残る稲荷山
の町。
弥はそこで、人助けをしたり、食べられそうになったり、悪者をこらしめたり…オキ丸や
猫股と不思議で楽しい夏休みを過ごす。
夏休みの光や風、においや音。そして過ぎて行く夏。
誰でも感じたことのある夏。
その年のその夏は一度きりだったんだなぁと懐かしい気持ちにさせてくれる。
もう夏休みも終わり。
きっと夏休みの間にこの本を読んだ子もいるだろうな。
読むなら中学年ぐらいの子からかな。
夏休みが終わる一週間前?ぐらいに読むのにちょうど良さそう(もう過ぎたけど〜)
子供でも少し前の夏を懐かしく感じられるだろう。
花火を見に行った帰りのような、夏祭りに行った帰り道のような…読み終わるとそんな
気分。このところ涼しいので、よけいそう思うのかな。
暑くて苦手な夏だけど、夏の終わりのせつない感じは好き。
でもまた残暑で暑くなってきたら、その夏の余韻はどうでも良くなり「早く秋らしくなれ!」
って叫びたくなちゃうんだけどね。
山の社ってなんかいいよね。
不思議なものがいろいろ出てきそうだもの。
まぁ、私は不思議なことに出会う前に、ハチに出会ってしまったけど。
山道で足下にいたハチを踏んで怒られ刺されてしまって、社の人にキンカンをぬって
もらった。
ああ…夏も終わりかぁ〜
キツネ山の夏休み、良いですよね~
私も好きです!
by きつね情報局 (2011-01-26 16:56)
きつね情報局さん、こんにちは!
キツネお好きなんですか?キツネのお話っていっぱいありますよねー。
この本もすきですし、あとキツネの本では…
上橋菜穂子さんの『狐笛のかなた』とかも好きです。
あ、キツネというか霊狐ですが(笑)
by Mamaru (2011-01-26 17:21)